「整体院を開業したいけど、いきなり会社を辞めるのは不安」「副業として始めて、軌道に乗ったら独立したい」——こんな思いを持つ会社員の方が、近年急増しています。

実は、整体院は副業から始めるのに非常に向いている業種です。場所と時間を選べば、本業を続けながらでも開業・運営が可能です。

この記事では、理学療法士・中村智明の監修のもと、会社員が副業で整体院を開業するための具体的なステップを、確定申告の注意点まで含めて解説します。

副業整体が注目される3つの理由

なぜ今、会社員の副業として整体が注目されているのでしょうか。その背景には3つの理由があります。

理由1:初期投資が小さい

整体院は飲食店のような大規模な設備が不要です。レンタルサロンやマンションの一室を利用すれば、初期投資50万円以下で開業できるケースもあります。副業の場合、いきなり店舗を構える必要はなく、まずは最小限の投資でスタートできます。

理由2:時間の自由度が高い

整体院は予約制が基本です。平日夜や週末だけの営業でも成り立ちます。本業の勤務時間外に予約を受け付ける形であれば、無理なく両立できます。

理由3:スキルが資産になる

整体の技術は一度身につければ、一生使えるスキルです。物販のように在庫を抱えるリスクもなく、「自分の手」が商品です。本業の収入がある状態で技術と経営を学び、自信がついてから独立する——これが最もリスクの低い開業パターンです。

本業との両立スケジュール

「本業と副業、本当に両立できるの?」——この疑問に、具体的なスケジュール例でお答えします。

副業整体オーナーの週間スケジュール例 曜日 日中 夜(19:00〜) メモ 本業 施術 2名 19〜21時 本業 オフ 準備・学習 本業 施術 2名 19〜21時 本業 オフ SNS更新 本業 施術 2名 19〜21時 土日 終日施術可能(各日4〜6名) メイン稼働日 週合計:約14〜18名 × 6,000円 = 月商34万〜43万円

このスケジュール例では、平日夜に週3日(各2名)、土日に各4〜6名を施術する想定です。週14〜18名の施術で月商34万〜43万円。本業の収入に加えて、これだけの副収入が得られるとしたら、生活の安定感は格段に増します。

もちろん、最初からこのペースで集客できるわけではありません。副業開業の場合、最初の1〜2ヶ月は週末のみの営業から始め、お客様が増えてきたら平日夜にも拡大していくのが無理のないステップです。

開業に必要な4つの準備

会社員が副業で整体院を開業するために、最低限必要な準備は以下の4つです。

準備1:技術の習得

当然ですが、施術の技術がなければ開業できません。副業で始める場合、本業を続けながら研修を受けられるFCを選ぶのが現実的です。Darieの研修は、週末や集中期間での受講にも対応しており、会社員の方でも無理なく技術を習得できます。

準備2:施術場所の確保

副業の場合、いきなり店舗を借りる必要はありません。選択肢は3つあります。

準備3:開業届の提出

副業であっても、事業を開始したら税務署に「開業届」を提出する必要があります。提出は開業日から1ヶ月以内。用紙は国税庁のサイトからダウンロードでき、記入も簡単です。同時に「青色申告承認申請書」も提出すると、確定申告時に最大65万円の控除が受けられます。

準備4:最低限の備品

副業開業に必要な最低限の備品

確定申告と「会社バレ」対策

副業整体で最も心配されるのが、「会社に副業がバレないか」という問題です。結論から言えば、正しい対策を取れば、会社にバレるリスクは大幅に抑えられます。

住民税の納付方法を「普通徴収」にする

副業が会社にバレる最大の原因は、住民税の増額です。副業の所得が増えると住民税が上がり、会社の経理担当が気づくケースがあります。

対策は簡単です。確定申告書の「住民税の徴収方法」欄で「自分で納付(普通徴収)」を選択するだけです。これにより、副業分の住民税は自宅に届く納付書で自分で支払うことになり、会社の給与天引きには反映されません。

確定申告のポイント

副業の所得が年間20万円を超える場合、確定申告が必要です。青色申告で65万円の特別控除を受けるためには、複式簿記での記帳が必要ですが、クラウド会計ソフト(freee、マネーフォワードなど)を使えば、簿記の知識がなくても対応できます。

経費として計上できるものには、施術ベッドなどの備品、レンタルサロン代、研修費、交通費、広告費などがあります。領収書は必ず保管しておきましょう。

副業で始めるなら、フランチャイズがおすすめな理由

副業で整体院を開業する場合、すべてを一人で準備するのは大変です。本業の時間を削って技術を学び、集客方法を調べ、経営を勉強し——時間と体力が足りないのが現実です。

フランチャイズに加盟すれば、技術研修・集客サポート・経営ノウハウが一式で手に入ります。副業の限られた時間の中で最大限の効率を求めるなら、「仕組みを買う」という選択は非常に合理的です。

Darieの副業オーナー向けサポート

副業 → 独立ロードマップ 0 3 6 12 18 0ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 12ヶ月 18ヶ月 研修期間 技術習得 副業開始 週末営業 拡大期 平日夜も営業 独立判断 本業化を検討 副業収入目安: 5〜10万 15〜25万 30〜45万 50万〜 ※ 月商目安。地域・稼働日数により変動します

理学療法士の視点から一言。副業から始めることの最大のメリットは「失敗してもダメージが少ないこと」です。本業の収入がある安心感の中で、技術を磨き、お客様を増やし、自信がついてから独立する。これが最も賢いキャリア戦略です。

まとめ:副業から、無理なく整体院オーナーへ

最後に、この記事のポイントを整理します。

「いつか整体院をやりたい」——その「いつか」を「今から」に変えてみませんか?副業という形なら、リスクを最小限に抑えて第一歩を踏み出せます。

まずは無料個別相談で、副業開業の具体的なイメージを掴んでみてください。あなたの状況に合わせたプランをご提案します。

中村智明

中村智明

理学療法士 / 合同会社DAGOE 代表

理学療法士として臨床経験を積んだ後、「根拠ある技術で人々の体を変える」をミッションに合同会社DAGOEを設立。姿勢改善Darie整体院のメソッド開発・FC展開を手掛ける。解剖学と運動機能の知見に基づいた施術体系で、再現性の高い整体技術を全国に広げている。